11月6日(水)と21日(木)にTravis Japanの主演舞台『虎者ーNINJAPANー』を観劇して参りました!
連れて行ってもらったので、本当に本当に感謝しかない。
激戦のチケット、来年こそは自分で当てて恩返しします!
相変わらず写真が下手σ(^_^;
自分なりにこの作品を振り返るため、整理するために考えたこととかを書き残しておこうと思います。
あくまで、いちオタクの感想に過ぎませんし、この舞台は観る人によってやどこに重点を置いて観るかによってかなり異なる感想を抱くかなって思うので、私はこう観てこう考えたよ~ここがこんなだったって感じたよ~っていうレベルの文章です。
ブログなので完全に自己満です。
レポできるほど完璧には覚えてないし、メモも取ってないので順番前後したりしてます。覚えているシーンをざっと書き出してる感じ。詳しく知りたい方は他の方のブログがおすすめです!
全編ネタバレなので、見たくない方はご注意ください!
それでは。
1幕
最初に私が1幕を観て抱いた感想は、(滝沢歌舞伎みを感じる……、パフォーマンス重視でストーリーはそこまで重きを置いてない作品なのかな)というもの。
まず前知識無しで初見だと、ほとんどストーリーは理解できないのではないか、という印象。
1幕冒頭で、ダイジェストのような感じでストーリーをざっと紹介してくれる。しかし、劇中のそれほど多くないセリフが一部抜粋されて流される感じ。あくまでざっとしたストーリーだが、それ以上のストーリーは劇中でもこれといって語られる訳ではないので、「考えるな、感じろ」という感じ…
こんな父でも許してくれるのか…(+_+)ってね。
1場 オープニング
舞~introduction~
いっちばん最初に、セリフダイジェストみたいなのが流れる。
トラジャが順番に一瞬幕裏に登場して、スポットライトが当たる。
メンバーの名前とか虎者ーNINJAPANーというタイトルが幕に投影されて、まるで映画のような始まり。SHOCKでもそうだけど、スクリーンに名前出ると感極まっておたく泣いてしまいがち…
そして、Namidaの結晶。
フル尺でのダンスを堪能できる。素晴らしい。
MVをひたすら繰り返し再生した私から言わせると、自担マルチアングルが欲しいと感じるほどにダンスもシンプルだけど美しい。曲頭の寝転んだ姿勢から立ち上がるところの元太くんはとても魅力的なので、他担さんにも一度見てもらいたい。うみとしーくんの背中を登って前に飛び出てくる元太くんも最高だと思う。
MVだとカメラアングルの切り替わりでもどかしい思いをしていた部分がよく見えてとても嬉しかった。
改めて、良い曲だよね。゚(ノД`)゚。
https://m.youtube.com/watch?v=Uf7cyY1nUGc&feature=youtu.be
美~Battle~
ここはセリフは特になくてそれぞれの必殺技の紹介みたいなイメージ。プロジェクションマッピングを駆使している。アンサンブルの方々とのアクションがメインかな?と思いきや、敵側であるかげあら演じるオオワシとハヤブサやカゲロウ、朱雀も登場。
全体的にアクションは素手なので、特撮とかの戦隊モノを見ている感覚。私の中の少年の心がワクワクしてしまった。音楽も戦隊モノの映画みたいな壮大な音楽、あ、江戸村とかの忍者ショーに使われてそうな感じのヤツ。
虎者7人で一人一人順番に腕を十字に組んで、技発動しようとする?けど。
朱雀は虎者じゃなくてアンサンブルの闇の忍者みたいな方々に倒されて、黒い布に覆われ運ばれていった??ような気がする。このシーンがどういう意味なのか全くわからなかった。
朱雀の言葉が流れる。
このシーンの終わりだったかいつだったか定かじゃないけど、トラジャの7人がくっついて横並びに背中向きで並んで、その白い衣装の背中に映像が投影される。ちなみに英語つき。たしか、朱雀の言葉の英語なのかな。
やはりこの作品は外国人に見せたいんだろうな、と察する。確かに外国人が、見たらおぉ!!スゴイ!!って言ってもらえそう。ストーリーはともかく、和っぽい雰囲気残しつつのダイナミックパフォーマンスだから。
2場 闇の帝王・朱雀
悪~Dark Hero~
長谷川純くん演じる朱雀が虎者の7人に向けた言葉のようなのがオープニングの最後にあって、それをきっかけに物語本編スタート。
闇の象徴なんだか知らんけど、カラスの鳴き声みたいなのが聞こえて、影山くんと新くんが舞台の上下前方に登場。
「時は近未来!闇の帝王朱雀がこの世の全てを支配する……」
みたいなかっこいいセリフが、二人の掛け合いによって語られる。
影山くんのこのセリフの言い回しがとってもかっこいい!!!もちろん新くんもなかなかかっこよい!!
オオワシ(影ちゃん)は棍棒みたいなの持ってて、ハヤブサ(新くん)はローラーに乗ってる。
朱雀、七人の息子・虎者、謎の女カゲロウの関係性はここでは深くは語られない。
かげあら「これで全ては帝王・朱雀様のものに…、おめでとうございます。」
朱雀「ハッハッハッハ😏」
みたいなやりとりがあって、でもなんかよくわからんけど、朱雀?は周りにいた闇の忍者的なアンサンブルさんを一撃で皆殺しにしちゃう。なんでなんだろ、、??
カゲロウも登場して、闇のメンバー勢揃い。
あやつら七名、、みたいにカゲロウが語るのがなんとも不思議。朱雀の闇ワールド全開なしゃべりもとても面白い。
カゲロウ「オヤジ、せいぜい耄碌せぬよう気をつけることだな。」
朱雀「頼もしいぞカゲロウ、わしを失望させるでないぞ!」
果たしてここは近未来なのか……とか考えてはダメ。感じるの。近未来の忍者を。(自分に言い聞かせてます。)
かげあら「まずはあの小娘を😏😏」
闇の虎者になることが一族の掟らしい。
七人もこの時は悪というか闇側の人なんだそうな。
でも朱雀はヤツら七名に《光》を感じてて、それを警戒しているよう。
このあと場面が変わる。
七人の虎者は、昔、碧鷺と紅孔雀という二つに分かれていたらしく、この後のシーンはどうやらその頃の様子を描いてるみたい。
3場 紅孔雀
Free your mind
紅孔雀は、宮近、松倉、松田の3人。
カラフルな仮面を使ったダンス、赤い布を使ったマジックが行われる。
ステフォになってるので、衣装とかは割愛。
意外とノリノリめの音楽で、ラップみたいなパートもある。
Hey!みたいな合いの手のようなのが入るような曲。
ダンスかっこよかった。
2公演じゃあんまり歌詞は覚えられなかったけど、なんか察するに闇属性にしては明るい人たち。これは朱雀が警戒するのも分かるかも。なんか楽しそうなんだもん。
「真っ赤に染めて Let's change the world」
そうだよね、世界変えちゃいそうだもんね、世界を支配する朱雀様には脅威よね…
4場 碧鷺
Blue masquerade
碧鷺は、川島、七五三掛、吉澤、中村の4人。
オシャレな曲調で、青の衣装に暗闇で蛍光オレンジに光る手袋みたいなのをつけてる。
椅子と手袋を使ったオシャレなダンス。語彙力皆無。
この曲めっちゃ好き。
元NEWS担なので、なんかこんな曲NEWSにありそうだなって思ってしまった。(掛け持ちオタクの性。)
私はついついしめちゃんを見つめてしまう。美しい。
あと、しずの椅子の担ぎ方がとても男らしくてかっこいい。
肩に逆さまに乗せる感じ。
うみとしめには青の羽根みたいなのが髪に付いてるのみえた。
南座では花道登場だったので予習していかなかった私はとてもビックリした。
私、たぶんこの曲がNamidaの結晶の次にこの舞台の1幕の中の楽曲で好きだわ。
ちなみに私は元太担かつ松松厨。
青の照明にオレンジの手袋。色合いがステキだね✨
松松は紅孔雀だけど。
紅孔雀に比べると、こちらは雰囲気も曲も含めて闇っぽさがちゃんとある。
でも手袋は光ってるし、光の要素もあるっちゃあるのか…?
5場 誘惑
恋~Temptation~
アジアン系の音楽?妖しげな、妖艶な、そんな感じ。
月夜にオオカミ鳴いてそうな雰囲気な。
虎者と松田リマさん演じるカゲロウとのダンス。
それぞれのメンバーとカゲロウの絡みがみれる。とても貴重。
個人的にはうみくんが一番オンナの扱い上手い感じする。(誉めてるからね!)
元太くんは、カゲロウに誘惑されるんだけど軽く突き飛ばされて尻餅。
その時の表情がえっちくてオトナで良い。オンナに弄ばれて唖然とする感じ。
SHOCKでのゲンタと女性ダンサーさんとの絡みはキュートで可愛いけど、虎者は大人な雰囲気で元太くんがハタチであることを痛感。(良いぞ、もっとやってくれ、セクシーなのが好きなんだ私は。)
カゲロウは最後に宮近を誘惑するんだけど、ちゃかはお得意の死んだ目をしていて、カゲロウの誘惑にやられてる感じはあまりしない。でも実際は一番誘惑されちゃったぽい。この後の流れから察する。(正しい解釈が何かはよくわからん。)
一方、誘惑した側のカゲロウは、ちゃかに惚れちゃったみたい。
うん、わかる。宮近かっこいいもん。センターだし、圧倒的主人公感あるもん。
宮近は主役力があるよね!
6場 闇の軍団
陰~Black hole~
カゲロウが紅孔雀か碧鷺の誰かに惚れてるみたいだって、オオワシとハヤブサは察する。
彼らは闇の帝王朱雀の代わりに闇の世界を支配しようとしているみたい。
カゲロウは腑抜けになったから大丈夫だろう、むしろ紅孔雀と碧鷺の7人に注意しなきゃみたいなトークがある。いずれ邪魔になるからみたいな。
悪い笑い方がとても上手なかげあら。素敵。
極悪です。そりゃそうか、この物語において闇の帝王である朱雀の後釜を狙ってる訳で。この二人が一番悪役よね。
アンサンブルの方々が脚に跳躍器具みたいなのつけて出てくる。なんかすごい世界観。イメージはカラスなのかな…??わからぬ。それにしてもぴょんぴょん飛んでてマジすごい。アンサンブルも一流の方々がそろってるらしいので、ぜひ注目してみてほしいけど、正直1・2公演しかみれないと自担観るので手一杯だよね、、、切ない。多ステ勢の方には、そのあたりの細かい部分もレポって欲しいと思ってしまう…
外部の方の感想が聞きたい。しかしチケットは私でも自力で取れなかったレベルなので、ぜひ再演や海外公演して外部の方や外国人が観れるチャンスを……
新くんはローラーを乗り回し、影山くんはフラッグを振り回す。
かげのフラッグさばきがとてもかっこいい。
7場 光の闘い
光~Step Bomb~
光る長い棒と、光るタップシューズでリズムを刻み踊る。
このシーンにどんな意味があるのかは、私にはわからなかった。
光の闘いなのだとしたら、負けて闇堕ちしてしまったのか??よくわからぬ。
パフォーマンスとしてはとても面白い。
タップ難しそうだけど、リズムは聞いていて心地よくて、とても素敵だった。
虎者だけじゃなくてかげあらも朱雀もいる。確か…。
8場 真実
Bad Love
カゲロウが自分の恋に悩む歌い出し。
階段着いてる台みたいなのの上に朱雀登場。
カゲロウが恋に落ちて胸が痛いみたいな雰囲気。
曲はカゲロウと朱雀のデュエットのバラード。
カゲロウは恋に落ちて悩んでて、朱雀はその恋が過ちだって知ってるから止めとけよみたいな気持ちを歌った歌。
朱雀「この世はDarkness world♪」
アンサンブルの人に両腕を捕まれてしまうカゲロウ。
この歌聴く限り、朱雀は愛する人を失ったから闇堕ちしたのかなって思うのよ。
何も信じるな、って言ってるから、たぶん愛するこころが原因で大事なものを失ったんだろうなとか。たぶんそれは妻の存在であって、きっと色々あったんだろうと察するしかないんだけど、何も語られないのですごく残念…そのあたり詳しく教えてくれたら、家族愛だっていうストーリーの核がもうちょっと理解できると思うんだよね…素直に。
というのもまぁ、私の独り言です。
再演の時にうっすら期待です。
歌が終わり、カゲロウは朱雀に、実はお前の慕っていた兄たちは生きている、その人物こそがあの7名だ!みたいに真実を告げられる。(ニュアンス)
薄い幕の後ろに紅孔雀と碧鷺が登場。どうやら朱雀に呼びつけられたみたい。
許されぬ恋に落ちた気分はどうだ??みたいに冷酷なセリフを浴びせる。
そしてカゲロウに兄を殺すか自分が殺されるかしかないみたいに迫る朱雀。
虎者にも妹を殺せって命じる。
ここで謎なのが、うみのセリフに「俺たちに、妹…??」っていうのがあることなんです。しかもその後、朱雀が「おまえたちは私の息子だ!」みたいに言うの。
パンフにはたぶん妹に再会するのを夢見てるみたいに書いてた気がしたんだけど、妹の存在自体忘れてるのかな…??朱雀が記憶を消したの?でもカゲロウも兄たちを慕ってたみたいだし、物心つくまでは一緒に育ったんじゃないの??カゲロウは兄たちを覚えていたけどもう死んでしまったって思いこんでて、虎者七名は朱雀が父であることを忘れさせるために妹の存在自体をも忘れさせられてたって捉えるのがベスト…?
そのあたりの経緯とか語られたら面白かったのでは?と思ってしまったのは、私の独り言です。あと、お兄ちゃんを「あにじゃ」って言うのもどう考えても近未来じゃないけど、忍者だから、ね。うん。
それに、父だってわかって急に父上!って呼べるのもなんかすごいアレだけど、急に記憶よみがえったって認識でおけ??
とにかく!!闇の虎者になるには妹を殺さないといけないらしいんだけど、虎者たちは反論する。
愛も絆も家族もいらぬ、って断言する朱雀。でも虎者七名はそれに疑問を感じるみたい。カゲロウは兄たちに私を殺せって叫ぶ。
(セリフは記憶ふわふわなのでニュアンス)
「そんなこと、できるわけない!」
松倉「こんなこと…こんなこと間違ってる!」
うみ「妹を…カゲロウを殺すことなんてできない!!」
朱雀「戯けが!!おまえたちは闇の虎者になりたくないのか?」
しめ「父上。闇の帝王朱雀!我らが求める力はそんなものではない!!」
のえる「家族とはもっと、尊いものなんだ!」
朱雀「力さえあれば、我妻を死なせることなど無かったのに…!」
ちゃか「ならば俺たちは、愛の力で誠の虎者を目指す!」
みたいなセリフで場面転換。
めちゃかっこいい。なにそれ、誠の虎者とは?!という感情は封印するべし。誠の虎者は誠の虎者なの。たぶん虎者の7人が悪から正義?に転換するのがここの場面なのだろうと思われる。
正義っていうのも、なんか違う気がするけど、本当に大切なのは家族の愛や絆だよって気がついたみたいな感じの心境かなと察する。
朱雀も朱雀で力がなくて妻を死なせちゃって、悲しみのあまり闇の力を手に入れようという方向性に走ってしまったのかなって何となく察する。
セリフの間合いとか、各自の演技力が見えるシーン。元太くんの迷いや焦り、悲しみ、もどかしさが見える演技が好きなので、ここは注目してしまう。SHOCKで言うところの、ライバルがリカに自分を殺してくれって言い出してリカがコウイチにナイフを向けるシーンの演技に似ている。今年の梅芸から、元太くんの演技の幅が広がった感じがしたので、虎者でもこーゆーシーンがあってちょっと嬉しかった。
しかし、セリフ少ないし、状況カオスだし、まぁ、なかなか難しい演技が求められるシーンです…
9場 家族の絆
闇~Bad Dream~
ようやくここで噂のウォールトランポリン登場。
一人一人の見せ場みたいなのもありつつ、アンサンブルの闇の人たちと戦う。
1場のオープニングで紹介していた必殺技はここでも出てくる。
なんかウォールトランポリンで屋根の上を逃げてるみたいな感じ。プロジェクションマッピングすごい。トランポリン駆使して技を繰り出す虎者。
火山みたいなのがバーン🌋💥みたいなのもある。(なお松松は松松)
虎者七名+カゲロウ VS 朱雀率いる闇の人たち、の闘い。
10場 涙の結晶
美~Last Battle~
下手側から朱雀とカゲロウが出てきてカゲロウが朱雀に殴りかかるけど倒せなくてやられちゃう。
上手側から朱雀の手先の闇の忍者にやられてる宮近が登場。みんなも遅れて合流するも、ダメージがかなりあるみたい。朱雀、強い。さすが、、闇の力。
カゲロウを守ろうとするんだけど、朱雀を倒すしかない状況になって、父上だからか虎者はなかなか手を出せない。でも、色々あってカゲロウが朱雀の刀を手にとって、背後から朱雀を刺してしまう。
朱雀はとどめを刺せって虎者に迫るんだけど、死にそうになってる父をみて、虎者とカゲロウは家族の愛を思い出す…みたいな??
たしか朱雀は、自分にとどめを刺すことで、わしが成り得なかった誠の虎者になるのだ!みたいに言ってたと思うんだけど、そのあたりも難しい。
「息子を殴る拳はこんなにも、痛いものだったのか」っていうセリフもなかなか皆さんの感想読んでいても意見が多かった感じがした。難しい。
父上!!と口々に言って倒れる父を囲む。
そこで、冒頭にも流れた、朱雀のセリフ。
「お前たち、こんな父でも許してくれるのか…」に繋がるわけです。
うーん。感情移入できてれば、涙を流す彼らと一緒に泣けるのかもしれない。
私はまだその域に達せなかった。無念。
私みたいなタイプは笑ってはいけない虎者になってしまった人もいたのではないだろうか。だって、急展開なんだもん。しょうがないよね…
正直、私は残念ながら誠の虎者じゃないから、そんな簡単にひどいこと言ったお父上を許せないと思ってしまうんです。こころ狭い(*_*;
でもやっぱり家族だから許せる愛なのだろうな…うん。
そーゆーことだ。
ちゃかのセリフがとても良かったなって印象なんだけど、あんまり詳しく覚えていなくて残念。たしか、父上がなさろうとしたことは間違っていますって断言していた気がする。
元太くんは「父上は最悪です!!でも、、俺たちにとっては最高の家族なんです!」みたいなセリフだったかな。
Namidaの結晶
父上がしめの腕の中で最後の言葉のようなものを、言うわけです。
なんか、おまえたちの光がこの闇のすべてを照らす、みたいな。夢の空へ羽ばたけ、みたいなメッセージだった気がする。
死にゆく父上を口々に父上!!と呼び、彼らは涙を流す。
父上は息を引き取ってしまう。
最後に、Namidaの結晶の歌詞を1人一言ずつ言う 。
たぶんこんな割り振りだったきがする。
のえる「涙、、涙、、、」
うみ「かれるほど」
げんた「泣いたあの日に、さよならを」
まつく「会いたい、、、会いたい!!!!」
しめ「募るこの想い」
しず「どうか風よ」
ちゃか「いつか届けて」
7人「夢の空へ!!!!!!!」
元太くんの噛みしめるように囁く声で言うのと、まつくの二回目の会いたいの強さがとても、良かったです。
Namidaの結晶のアウトロ流れて1幕終了。
ざっと内容と感想はこんな感じ。
公演直後にめちゃめちゃ勢いで書きなぐったからごちゃごちゃしてるけど、意外と記憶に残っていてびっくりです。
ストーリーは説明が足りなすぎてよくわからないし、パフォーマンスてんこ盛りで全体的にカオスすぎて印象が強烈だったってのはあるかもしれない。
家族愛をテーマと言っている割に、説明やら背景やらが、おざなりに感じてしまったのがもったいなかったな。あと基本設定がふわふわなのだけはどうにかしてほしい…
テーマで押し切るのはあまり好きじゃないので、、、
でも60分しかないのにストーリー完結させるのはやっぱり難しいよね。
納得いかない点が多々あったので、再演の際はどうかストーリーに矛盾だけはないようにしていただいて、観る側が素直にストーリーやパフォーマンスに納得して集中してみれるような感じに仕上げてもらえたら嬉しいな~。
戦隊モノの空気感が常に漂っているのが、なんともいえないよね。
プリキュアとか、ライダーとか、あーゆーのだって思ってみれば笑ってはいけない…にはならなかったかも。って、二回目に観たときはモチベーションをそっちに設定して、パフォーマンスを観に行ったので、一回目ほど気にはならなかった。
でもさ、プリキュアとかってさ、勧善懲悪な物語じゃないですか…
悪が揺らいじゃったらやっぱり意味分かんなくなっちゃうんだよね…
虎者における完全な悪って、オオワシとハヤブサ、悪のアンサンブルさんじゃないですか。朱雀とカゲロウは結果からいうと悪じゃない訳で。
そーゆーの考えていくと舞台作品としてはやっぱりちょっと物足りない…?まぁ、キライじゃないけどさ、好きかって言われるとうーん…て正直思ってしまったんですよね。
私、ひねくれてるから。
あとは、セリフ少なすぎて個人個人の演技力もモロバレ感は否めなかったのかなとか。
1幕と2幕で全く繋がりがない別物になっているのも、虎者という一つの作品感が薄れちゃってちょっぴり寂しかったかなー、私は。
ショータイムって1幕の物語を受けてみせられるものありきだと思っていたので、私…
あくまで、私の個人的感想だし、ブログだから好き勝手言ってるけど、始まってすぐにかなり1幕に関しては賛否両論ってかんじだったので、私のように思ってる人も、たくさんいたのかなっていうのは感じる。
そして、やはり2幕が最高すぎるので、比較してしまってる所はある。
間違いなく。
あと、2幕で記憶上塗りされてるから、個々の印象までは失いがちかもって思った。
虎者っていう作品は、トラジャの個人ってわけではなくて7人で一つってところを全面に出して売ってるから仕方ないけどさ。
役名くらいはほしかったな…。無いのかな…、、わざと??
うーん。。考えれば考えるほど謎が深まるので、やはりこの作品の1幕に関しては、今年は《考えるな、感じろ》っていうスタンスでいくしかないよね。
来年の再演も決まったし、次に期待です!
長くなったので2幕は②に書きます。
そる(2019/12/1)