時のまにまに…

KinKi Kids・Travis Japan・ふぉ〜ゆ〜…など、ジャニーズがすき。高畑充希ちゃんも大好き。舞台現場最高。2023は北村匠海くんからDISH//にハマり色々環境変わりつつあります。本当はもっと更新したい。

5ヶ月ぶりの現場、ナイツテイルinシンフォニックコンサート

3月末に舞台『スマホを落としただけなのに』を観劇して以来、予定されていた現場はことごとく消えていった。次々に突きつけられる〈中止〉の文字。

生きがいである現場を失いつつ、就職活動という人生のビッグイベントもだらだらと続き、完全オンラインに切り替わった授業をギリギリでこなしながら、ずっと両親と一緒であるというなかなかのストレスフルな生活を強いられてきた。

 

そんな私は、ついに!!現場へのチケットを手にしたのです!!

 

ファンクラブでは落選していたので、一般販売の朝、寝ぼけ眼でPCを開き格闘すること数分。電話の時とは違ってなんだかあっけなくチケットを確保することができた。まぁ、こればかりは完全なる偶然の産物。幸運の女神は、瀕死の私に微笑んでくれた。

 

ぴあで取れたのは電子チケットだったので、直前まで本当に入れるのか、疑心暗鬼になるほど実感がなかった。届いたメールを何度も確認した。登録した番号の端末でしか開けないような仕組みになっていたのかな?行けなくなっても他の人への譲渡はできないと書かれていたので、絶対にうつらない・うつさない。そんな強い意志で、覚悟で、現場の日までを過ごした。

 

池袋の東京芸術劇場コンサートホールで8月10日に幕を開けた『ナイツ・テイル』。初日には本当に幕が上がって良かった、、とみんなの希望の光になっていたと思う。こんなご時世だからか、客席も半分だったからか、色々な理由が相まってなのか、私のTLには初日以降はレポがそんなに流れてこなかった。

最近の現場は静かに幕を開けて、気付いたら終わっている。無事に終わったのか、それは良かった。チケットを持っていないと、常にそんな感覚。

 

私が手にしたチケットは、8月19日(水)の18:00公演。東京芸術劇場での公演が終わって、東京オペラシティのコンサートホールでの公演だった。

就活以外では都内に行っていなかったので、めちゃくちゃ久しぶりに感じた新宿付近。新国立劇場には1月にも阿呆浪士でお世話になっていたが、実は東京オペラシティのコンサートホールには初めて足を踏み入れた。

 

電子チケットを見せるとなんかスタンプのようなものを押してくれた。スタッフさんもマスクしてフェイスシールドつけて、お客さんもとっても静かで、やっぱりちょっと異様な雰囲気だった。一般は1枚でしか取れなかったし、FC枠でも2連までの申し込みだったと記憶している。消毒とかももちろんいろんなところに置いてあった。

どんなホールなんだろうかとワクワクしながら座席に向かう。ちなみにグッズ販売は全部オンラインなので会場では売ってなかった。来る前にちょうど家に注文していたパンフレットが届いていたので、さらっと流し読みして行った。

 

一般販売で取れたのは3階後方の上手のお席。レポで見たとおり、キャストは基本舞台上に置かれた椅子に座る感じなんだろうな~という椅子が舞台に置かれていた。オーケストラの方の音出しを聴いてドキドキワクワクする時間。光一さんは上手寄りの立ち位置だとレポで読んでいたので、正直私の席からは見えそうに無かった。けど、きっとそこに座るだろうという席を事前にチェックして想像力を全開にしてそこに見えるアーサイトをイメージしておいた。よし、これで見えなくても私にはきっと見える、大丈夫。

 

コンサートホールなだけあって、天井の構造や壁の構造がとても反響の良さそうな造りだった。東京フィルのオーケストラと、アンサンブルさん、プリンシパルキャスト。舞台はちょっと狭そうな感じだった。2階みたいなところにアンサンブルの方が入るんだろうな~という椅子があって、そして上には大っきなモニター?スクリーン?が。

1階客席の両サイドにカメラマンさんがいて、そこから映像をリアルタイムで撮ってくれるんだろうな~と予想。映像さえ見られれば、音は聞こえるだろうしA席だから十分満足だねって思ってた。

 

ここからはざっと公演の感想を書き残しておきます。

 

  • オケの方が入ってこられて、壮大なオーバーチュアを演奏してくれて感動して泣く。曲を聴けば2018年初演の夏を鮮明に思い出す。やっぱり素敵な作品だわ、ナイツテイル…。゚(゚´Д`゚)゚。
  • キャストが下手から登場、会場は拍手で歓迎。衣装は男性スーツ、女性ドレスという感じのフォーマルなシンフォニックコンサート仕様だったけど、役の衣装の色とか特徴を意識された衣装でとっても素敵だった。美しい。
  • 光一さん、芳雄さんと音月さんとの間におさまるととってもコンパクトでかわいい()
  • 下手から島田さん、萌音ちゃん、芳雄さん、光一さん、音月さん、岸さん、大澄さんという感じの並び。
  • 騎士物語を歌い出してから驚く、会場の響き具合のすさまじさ。3階後方席だったからかもしれないが、反響がすごかった。光一さんがブログであるSMGOでもそんな話をしていた気がしたけど、確かにあそこでは歌い方を相当工夫しないと遠くの客席に届く頃には何言ってるかわかんなくなっちゃうだろうな…と。私は初演も観に行っていたし、歌が好きでメロディーや歌詞を覚えるのが得意なタイプなので聴き取りに苦労することはそんなに無かったけど、やっぱり劇場とは勝手が違うことを知りました。(最近公開された公式Instagramの映像では、マイクで拾った音で曲が聴けるので、こんなにはっきり歌ってたのか~~!!となって新鮮かつ面白く感じています→

https://www.instagram.com/tv/CEgsMiMgKlY/?utm_source=ig_web_copy_link

  • コンサートなのでもちろん歌が中心の演出になっているのだけど、ナイツ・テイルの物語をキャスト演じる登場人物が自ら説明しながら歌で場面が進んでいくようなイメージだった。ちょっとした芝居やダンスが想像以上に盛り込まれていた。
  • 殺陣のシーンや群舞的なシーンは、初演の時の映像とステージフォトがスクリーンに映し出され、オーケストラの演奏を聴きながらキャストも客席と一緒に映像を見るという、なかなか粋な演出だった。素敵。(その映像売ってくれ。)
  • キャストご本人であって役でもある、そんな不思議な雰囲気。役解釈やそのシーンの心情とかを本人が解説してくれるの天才じゃね?最高…そう、、そんな話だったわ…の連続。
  • 途中の芳雄さんと光一さんのMCコーナーみたいなのも相変わらず仲良しでかわいいふたりのかけ合いがとても良かったです。
  • メモに「光一くんおしゃべりだから」って書いてあるんだけど、MCコーナーの終わり際の台本なのかな?なんかいちゃいちゃするやりとりみたいなの笑った記憶ある。
  • 新曲があった。パンフレットに歌詞ものっているけど、アーサイトのソロは『贈り物』という曲で、エミーリアへの愛を歌ったロック調の曲。パラモンは『悔やむ男』という曲で、牢番の娘への気持ちに気付いて後悔する歌。あとは、最後にみんなで歌う『次は?』という曲。騎士物語は喜劇なので、みんなそれぞれが幸せになって大団円で終わりを迎える。でも、次は?どうなるの?という問いを投げかけてくる歌詞だった。こんなご時世で、世界が抱えている問題であったり、現代にこのナイツ・テイルという作品を上演する意義であったり、そういうものを改めて目をそらさずに向き合うことの大切さを感じられるような…そんな曲だった。来年の再演、どんな進化を遂げるのか、今から楽しみ。

 

以下は当日に書いてTwitterに置いといた私の感想レポのコピペ。

光一さんの靴ひもが解けてないかを心配する芳雄さんが過保護なおたくみたいで笑った😂芳雄さんがSHOCKを観に行った時に、帝劇の2階ドセンの席で、目の前にコウイチが降りたったけど、その時に光一さんの靴ひもが解けててすごい心配をしたそう(笑)
本人はフライング中の靴ひもなんて関係ないと笑っていたけどね!今日の昼公演の最中、靴ひもが解けてしまっていた光一さんを心配して見ていたようで、そんなSHOCKのエピソードを話しをしてくれました~

来年の本公演再演に向けてのコンサートなんだなーというのを端々から感じる公演でした。 キャストの仲の良さや楽曲の素晴らしさが、コンサート形式になることでより際立っていて、ストーリーを思い出すのに最適な公演だったな~と感じます。

なんか演者が自分の役の心情を説明してくれつつ、物語の展開を歌を中心に描いていて、初見でもついていけるだろうし、私みたいに一昨年1回観たけどかなり忘れちゃってる人にもとてもわかりやすく親切な作りだった。

映像が難しいなら是非ともCDを出してほしい。あんなに素晴らしい楽曲を素晴らしいメンバーで披露してくれているのに、世の中の大半の人が観ることが出来ないなんて切なすぎる!!!!

個人的にナイツテイルのストーリーをかなりざっくりしか覚えてなかったのが今日判明したので、今回こそはメモとしてブログ書いておこうと思いました。

新曲の歌詞も素敵だったな…、この時期だからというのもあるだろうし、世界に視点があるからかもしれないけど。来年はどんな風にブラッシュアップされたナイツテイルという作品になるんだろうか、わくわくする。

2020/8/19 18:00
東京オペラシティコンサートホール

舞台ナイツテイルのシンフォニックコンサートを観てきた。3月のスマホを落としただけなのに以来の現場。どきどきした。2018年夏の世界初演から二年の月日を経て、再びアーサイトとパラモンたちに出会えたこと、とても嬉しい。

名誉ばかりに固執して争いばかりのバカな男たちと、そんなバカを愛してしまった女たちの、笑えてあったかくなれる物語。東京フィルのオーケストラと、最強のメンバーが揃ったプリンシパル。チケット全然取れなかったから身の回りで行けない人も多いし、私の感想をとりあえずここに書くことにした。

冗談なのか本気なのか、本音なのか建前なのか、様々な感情が交錯する様がとても愉快で、音楽に乗せ軽やかに語られる。光一さんと井上芳雄さんは、初演の時より増して仲良くなっているように感じられるし、共演者の掛け合いもとても自然で素敵だった。衣装こそスーツやドレスだけど、そこには二年前の彼らの姿が手に取るように見えて、資料映像とステフォのようなシーンの見せ方も工夫されていて今だからできる形のコンサートになっていたようにも感じた。噂に聞いていたけれど、セリフもお芝居もちょっとしたダンスも盛り込まれていて、出演者がストーリーテラーになって私たち観客を世界に案内してくれているみたいで、とても楽しかった。やはり殺陣や群舞のシーンは映像で見せていたけれど、スクリーンに投影される映像を出演者も一緒に見るというのがなかなか粋な演出で面白い。鎖のシーンや、エミーリアのリフトや、フラヴィーナのダンスとかはやっぱり早く実際に見たいな~と思ってしまうけど、演じ手の役解釈が見えやすかったという点で、今回観ることができて本当に良かったなと感じた。
今日は一般でもぎ取ったチケット。3階席の端で正直舞台の半分は見えなかったけれど、カメラで出演者を曲や場面によって写してくれるのでA席でもそこそこ満足度は高かった。途中からアーサイトとパラモンのポジションを上手下手逆転させてくれたので、上手席だったけど後半はリアルな光一さんのお顔も拝見することができた。私の席からは常に上白石萌音ちゃんが見えていて、他のキャストの歌の時も表情豊かにそれらを聴いていた姿が印象に残った。初演時の感想にもどこかで書いた記憶があるが、やっぱり私はフラヴィーナとパラモンの二人が可愛くて可愛くてしかたがない。フラヴィーナの想いのこもった歌声はとても美しくて胸がぎゅっとなる。エミーリアを演じている音月桂さんも改めて本当に素敵なお声で感動。岸さんの演じるシーシアスも本人による役解説のおかげか、前より人間味を感じられたし、大澄さんの二役はやっぱり完全に別人でさすがの貫禄だなぁと。そしてダンスが素敵!ヒポリタ役の島田さんは前回あまり知らなくて意識して見ていなかったけど、今日はとっても良く見えたこともあってなんて素敵な女優さんなの!と驚いた。包容力のある声と演技でみんなを導いてくれる、そんな存在。私的にリアルなお姿はお久しぶりの芳雄さんは、相変わらず美しいお声で、声がほんとに良く響く。あと光一さんが大好きなのもビシビシ伝わってきた(笑)光一さんも、本人の茶目っ気と役のアホさがいい感じにマッチしててとっても楽しそうでいいものみたな!ってかんじ。オケと和楽器とバンドと、アンサンブル含めて音の厚みがすごくてコンサートホールでこんなの聴けちゃうなんて超ラッキー!ってね。新曲もすごい良かったし、難しかったけと(笑)次は?の歌詞も、この作品に込められた想いや願いがどうか多くの人に届きますように、と願います。来年はどんな風に初演とは違うナイツ・テイルになるのか乞うご期待!的な終わり方だったので、来年に期待して楽しみに待っていようと思います!
「さぁ描いて 世界」一刻も早くエンターテイメントが憂い無く楽しめる日々が戻りますように

 

 

萌音ちゃんの情熱大陸も良かったし、Instagramの映像も嬉しいし、しばらく音楽を忘れないで口ずさみながら生活できそうな予感がしてる。

最高のキャストと演出・制作陣で作り上げられる作品、『ナイツ・テイル』。今年はシンフォニックコンサートという形で、しかも客席数も大幅に減らしての上演でしたが、それを幸運にも観ることができたというのは、私にとってとても価値があった。

2020夏の思い出。唯一の現場の思い出。きっと一生忘れないでしょう。

帝劇で会える日を夢見て待ってます。

あと、あわよくばCDを切実に待ってます、東宝さん頼みます、、、🙏

 

フィロストレイトという名前とかフラヴィーナをエミーリアは死んだと思っていることとか、ヒポリタが姉妹のことを想っていてエミーリアと共感したこととか、色々すっかり忘れちゃってました。ストーリー、1回みただけじゃ2年経ったらかなり忘れちゃうものなのね…悲しい。新作観たときにはちゃんとあらすじくらい書き残しておくようにしよ~って思ったよ笑

 

ナイツ・テイル公式Instagram

https://www.instagram.com/knightstale_official/

 

www.instagram.com

 

それでは、今日はこのあたりで失礼いたします。

 

そる(2020/09/05)
嬉し泣き